広告クリエイティブ自動生成に向けた単語レベルでの評価手法の検討

Abstract

デジタル広告におけるクリエイティブ (広告素材) は対象となる顧客に対して効果的に情報を届ける重要な役割を担っている。これらは人手によって作成および運用されており、短期間に膨大な量が広告として消費されている。こうした現状に対し私たちは広告クリエイティブの自動生成に着手しているが、そのためには事前に良いクリエイティブとはなにかを定義する必要がある。そこで本研究では広告クリエイティブ評価のため単語レベルでの評価手法の検討を行う。具体的にはクリエイティブテキストにおいてクリックに寄与する単語を抽出するとともに、品質を推定するモデルを構築することで、広告クリエイティブ自動生成への足がかりとする。

Publication
NLP 若手の会 (YANS) 第 13 回シンポジウム,2018.
北田 俊輔
北田 俊輔
深層学習による Vision & Language を研究するリサーチサイエンティスト

研究テーマは、ディープラーニングを用いた自然言語処理、コンピュータビジョン、医療画像処理、計算広告などです